※ 二酸化炭素の貯留(にさんかたんそのちょりゅう)とは、気体として大気中に放出された、あるいは放出される直前の二酸化炭素を人為的に集め、地中・水中などに封じ込めること、また、その技術のことである。
CO2貯留、二酸化炭素地中(水中)固定、二酸化炭素地中(水中)隔離、炭素隔離など、さまざまな名称がある。
いくつかの方法があるが、現在研究が推進されている代表的なものに二酸化炭素の回収・貯蔵 (CCS)があり、代名詞的に用いられている。
☆CCS調査が苫小牧沖にCO2の目標30万トン圧入完了を発表
(室蘭民報)
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2019/11/27/20191127m_08.html
https://web.archive.org/web/20191127071510/http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2019/11/27/20191127m_08.html
経済産業省から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を通じ委託を受け、苫小牧沖で二酸化炭素(CO2)の地中への封じ込め(CCS)実証試験を展開する「日本CCS調査」(本社・東京、石井正一社長)は25日、目標の30万トンの圧入を完了したと発表した。
《おまけ》
☆二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク、米研究
(2012年6月22日のAFP通信)
https://www.afpbb.com/articles/-/2885691
この報告に先立ち前週15日、米国学術研究会議(US National Research Council)は、水圧破砕法(ハイドロ・フラッキング)によって地震が発生する可能性は低いが、CCSには「比較的大きな地震事象を誘発する可能性がある」と発表している。